有害金属について
- Q4: 有害金属はどうして体内に蓄積するのですか?
- A4: 産業革命以来、人類の文明は急速に進歩しましたが、この文明の進歩は、石炭や石油という化石燃料の使用によって支えられています。こうした化石燃料の中には、鉛、カドミウム、アルミニウム、ニッケルなどの金属が不純物として含まれており、燃料として燃焼した際に空気中に放出されます。大気汚染が指摘されてから半世紀以上がたちますが、汚染された大気中にはこうした金属が浮遊していますので、こうした環境に住んでいる住民は必然的に有害金属を体内に取り込んでしまいます。また大気中の金属は雨となって地上や海に戻り植物や魚介類の体内に蓄積を起こします。こうした食品を食べることでも人間は重金属を体内に取り込んでしまいます。マグロやサメなど食物連鎖の頂点にいる魚ほど水銀などの有害金属を蓄積している可能性が高いと言われています。
- Q5: 有害金属のもたらす弊害は?
- A5: 水銀、鉛、カドミウム、などの重金属類は神経毒として知られています。このためこうした金属が体内に増えると視神経障害や末梢神経障害が起きる可能性があります。最近北欧から報告された研究では体内水銀蓄積がふえると心臓疾患のリスクが高まるということです。ニッケルが増えると皮膚炎などアレルギー症状になりやすいと言われ、アルミニウムの場合にはアルツハイマー病の原因になるとも言われています。金属による障害はまだまだ未知の分野であり今後様々な現象が報告されてくると考えます。
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